ここ最近、メンタルの調子がよろしくなく被害妄想などで周囲をお騒がせしてしまっている。
そんなあたしのことを常に心配そうに見ている人がいる。
純さん。
アラフィフだけどスタイルも崩れていない、
純さんをみた人はお綺麗な人と口を揃える。
賀来千香子という女優さんに似てるとか。
パートナーが綺麗と言われると嬉しくて、誇らしいような気持ちになる、
でも本当に純さんが素敵なところは、内面だったりする。
純さんって優しいよね。というと、優しくないよ。頭良いよねというと、良くないよ。あなたの方が良いわなんて、比べても圧倒的に学歴のないあたしに向かっていう。
あたしが辛い思いをしている様子を見ると、心配のあまり眠れなくなる純さん。
あたしが体調不良を起こすと何故かまったく同じ症状を発症する純さん。
間違えて、純さんの歯ブラシを使ってしまった事に歯磨きが終わってから気が付いて悶絶するあたしをニコニコと嬉しそうに見ている純さん。
たまに怒られたり、締め付けがキツイとか、
不満は少しはあるけれど、あたしを護ってくれるひと。間違いなく愛の毛布で包んでくれるひと。
いままで20年ほどの間、レズビアンの世界で生きてきて、、純さんほどの人はいなかった。
今後も現れないだろうと思う。
今回の事で、あたしは純さんの悪口も、上司の悪口も言えなくなっちゃった。
なんだかんだで、不安定なあたしを、強力に護ってくれて、一緒になって心をゆらしてくれるひと。
親身になるの意味を体現してる人たち。
13歳の歳の差が、【うちの子】なんて純さんに言わすのだろうか。
純さんは、あたしのことを大人の女として愛してくれているのだろうか、
犬猫や本当に子どもみたいに見えちゃってないかなんて、少し不安になるときはある。
今回も暴走したね、、、 疲れ果てた様子の純さんがいう。
うん、あたし ひとり暴走族だからね。