帰って来たグルメビアン

美味しいもの大好き!女性同士のカップルです。

もしも自由があったら

アマプラでホイットニー・ヒューストンの伝記映画を観た。


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ホイットニー・ヒューストンといえば、私がまだ小さな子供の頃、両親が庭のデッキで聴いていた思い出がある。夏の夜、父は派手なトランクス一丁で、オレンジ色のカクテルを飲んでいた。

これからは、大人の時間だから早く寝なさい。

と母に言われ、追い払われた記憶。

大人になってから、両親はロマンチックな時間を過ごしていたと分かったけれど、子供の記憶にはホイットニーの歌声だけが残った。 

 

私は当事者としてホイットニーに【同性の】恋人がいることは知っていた。

本人は最後まで、クローゼットに秘密を押し込めていたのに死後にアウティングされてしまい気の毒。

 

10代後半から亡くなる直前まで、長年一緒にいたロビンクロフォードという女性は、かなりメンリーな、いかにもレズビアンなのだけどキレイな人。

超美人のホイットニーのお相手として、納得できる感じ。

 

黒人差別や女性差別が現代でも根強いアメリカ。

昔のアメリカで黒人女性、アメリカのプリンセスのようなホイットニーに同性愛疑惑。マスコミもかなり騒いたみたいで、、、

とりあえず人気ミュージシャンの黒人男性と結婚して身を守るのは理解しやすい。

 

一般人の私ですら、社会生活では純さんとの関係は秘密にしており、会社の人は私が男性と事実婚をしていると思いきっている。

芸能人の男性がゲイとカミングアウトしたり、少しずつ許される風潮になってきている気がするけど、女性はまだまだ許されない。

 

持論だけれど、セクシャリティだけでなく、ヒトって長い年月自分自身を欺いていたり、無理をして生きていると、どこかで歪みが出来ていて、心と体が壊れてしまうのだと思う。

 

それにしても、ホイットニーの国歌斉唱は圧巻。

沢山感動を与えてくれたことに感謝したい。

あとやっぱり生きていてほしかった。